GIORGIO ARMANI オールソール

・オパンケ製法

今回は、滋賀県からご依頼いただきましたアルマーニのソール張替え例をご紹介します。

今回は、滋賀県からご依頼いただきましたアルマーニのソール張替え例をご紹介します。

まずはヒールを取り除きます。 一般的な製法のシューズですと、ソールの上に革を積み上げてヒールを作成しているのですが、このシューズの場合はヒール単独で取付けられているスタイルです。

まずはヒールを取り除きます。
一般的な製法のシューズですと、ソールの上に革を積み上げてヒールを作成しているのですが、このシューズの場合はヒール単独で取付けられているスタイルです。

ソールエッジと甲革のサイド部分を縫い合わせている糸を切り、レザーソールを剥がします。 これはオパンケ製法の一種で、ソールエッジに向けて薄くなるよう剝きを入れた特殊加工のレザーソールです。

ソールエッジと甲革のサイド部分を直接縫い合わせている糸を切り、レザーソールを剥がします。
これはオパンケ製法の一種で、ソールエッジに向けて薄くなるよう剝きを入れた特殊加工のレザーソールです。

先の画像で説明した通り、イタリアレザーに特殊加工を施して作成し、甲革とソールエッジを直接縫い合わせます。 この際、甲革を傷めないよう従来の針穴を拾いながら縫い合わせていきます。

先の画像で説明した通り、新しいイタリアレザーに特殊加工を行って作成し、甲革とソールエッジを直接縫い合わせます。
この際、甲革を傷めないよう従来の針穴を拾いながら縫い合わせていきます。

ソールエッジと甲革のサイド部分を縫い合わせた状態です。 更にソール底面は元々と同様にブラックでステイン加工(染色)を施します。

ソールエッジと甲革のサイド部分を縫い合わせた状態です。
更にソール底面は元々と同様にブラックでステイン加工(染色)を施します。

革を積み上げ、マッケイウエルトを巻き、独立したヒールの土台を作成します。

革を積み上げ、マッケイウエルトを巻き、独立したヒールの土台を作成します。

ヒールの土台を取付けます。

ヒールの土台を取付けます。

取付けたヒールの土台を横から見た状態です。

取付けたヒールの土台を横から見た状態です。

土台の積革にトップリフト(レザーと三日月型ラバーのコンビリフト)を合わせ、形成加工してヒールを作成します。

土台の積革にトップリフト(レザーと三日月型ラバーのコンビリフト)を合わせ、形成加工してヒールを作成します。

飾り釘を打ち、ヒールの底面もブラックでステイン加工(染色)を施します。

飾り釘を打ち、ヒールの底面もブラックでステイン加工(染色)を施します。

ヒール廻りは染色の上、ロウ引き仕上げを施します。 更に、側面上部には飾り車でギザ模様も付けます。

ヒール廻りは染色の上、ロウ引き仕上げを施します。
更に、側面上部には飾り車でギザ模様も付けます。

ソールエッジも染色の上、ロウ引き仕上げを施します。

ソールエッジも染色の上、ロウ引き仕上げを施します。

これで、アルマーニのソール張替えは完了です。 このシューズは、ソールエッジと甲革のサイド部分を直接縫い合わせるというオパンケ製法の一種で造られた珍しいスタイルのシューズでした。

これで、アルマーニのソール張替えは完了です。
このシューズは、ソールエッジと甲革のサイド部分を直接縫い合わせるというオパンケ製法の一種で造られた珍しいスタイルのシューズでした。