レザースニーカーの修理例 マッケイ製法でのソール作成のご紹介

ウレタン素材の一体底から本格ラバーソールへ

レザースニーカーの修理例

今回のご紹介は兵庫県からご依頼の「ウレタン素材の一体成型ソール」です。 この素材によく見られる劣化現象を起こしているので修理してほしいとの事です。

レザースニーカーの修理例

力を加えるとボロボロと崩れるような状態のソールを取除きます。この靴はセメントといわれるアッパーとソールを接着のみで持たせているスタイルで作られ、マッケイ製法のカテゴリーに入る製法です。

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ゲージを取りアウトソールの土台となるミッドソールをレザーで作成し、デザイン用のウエルトもレザーで構成します。

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ミッドソールを貼り合せ、縫込み用の溝を掘ります。

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ミッドソールとアッパーを縫込みます。

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ヒール部分の高さを作るため、踏まず辺りからかかとにかけてEVA素材でウェッジソールを作成します。

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これでアウトソールの土台となる基礎が出来上がりです。

トリッカーズのレザースニーカーもセメントスタイルで作られているので、アッパーとソールが剥がれてしまう事がよくあるのですが、これは大丈夫。アッパーとミッドソールが剥がれることはありません。

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アウトソールは元々のウレタン素材の模様に似ていると思われるビブラム#1220を貼り合せ形成加工します。

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本革のウエルトとミッドソールはあえて染色せず、革本来の自然な風合いを生かした感じでコーティングを施し、仕上げを行います。

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かかとの先端は歩きやすいように少し角度を付けた仕上げにします。

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マッケイ製法で作成した本格的なラバーソールの完成です。