Parabootの修理例 ノルヴェージェ製法のオールソール交換のご紹介

イギリス製 リッジウェイソールに張替えます

今回ご紹介するのは、フランスブランド パラブーツの代表的な製法であるノルヴェージェ製法のオールソール交換です。

Parabootの修理例

本来のソールに比較的似ているイギリス製リッジウェイソールに張替えます。

Parabootの修理例

ボリュームのあるラバーソールに段差がついているのがお分かりでしょうか。(この段差はウエルトとアッパーを縫い合わせる際に出来る隙間を埋める為です)

Parabootの修理例

踏まずあたりからかかとにかけての縦ラインはシャンクの機能を兼ねています。

Parabootの修理例

このシューズの場合ラバーソール自体がコルクとシャンクの機能を兼ねているので、ソールを取除いた場合これらを補う必要があるので、クロケットやトリッカーズのように新たにシャンクを入れ、コルクを埋めます。

-シャンクとは-
踏まずあたりからかかとにかけてのアーチを保持する為のパーツです。

Parabootの修理例

お客様のご希望で、ソールの厚みが欲しいとの事でしたのでミッドソールを追加しダブルソールの構造にします。

Parabootの修理例

ミッドソールの上にリッジウェイソールを張り合わせ形成加工します。

Parabootの修理例

ウエルトとアウトソール(リッジウェイソール)を縫い合わせます。

Parabootの修理例

積み革をし、リッジウェイヒールを形成加工した後コバ、ヒール廻りの仕上げを施し完成です。

Parabootの修理例

グッドイヤーウエルト製法のようにウエルトを中に巻き込まず、アッパーの側面と縫い込んでいる白色の太いステッチがノルヴェージェ製法の特徴です。